更新日:2025年08月22日
数多の魅力的なコラボモデルを生み出してきたセイコー(SEIKO)から、「プロスペックス スピードタイマー(SPEEDTIMER) ダットサン240Z コラボレーション限定モデル」4種(SBDC219、SBEC029、SBDL121、SBDL123)が、2025年9月5日(金)より発売されます。希望小売価格は143,000円~473,000円(税込)で、リーズナブルな価格設定も購買意欲をかき立てます。
*注*同日、レギュラー3種(SBDC215、SBDC217、SBEC027)も発売です。
1969年、という年はセイコーと日産にとって特別な節目でもあります。セイコーは垂直クラッチ&コラムホイール搭載の「1969 スピードタイマー」を発売し、世界初の自動巻きクロノグラフを発明する快挙を達成。日産から同年に発表された「ダットサン240Z」は、北米市場を中心に世界的な大ヒットを記録、両ブランドは海外でも不動の地位を確立します。1971年には、SEIKOロゴ&“ナンバー11”を付けたダットサン240Zが、全長6,200kmの東アフリカ・サファリラリーで優勝!セイコー×日産の国産ブランドタッグが、歴史的な偉業を成し遂げるのです。
そんな輝かしい1970年代にリスペクトを込めるように、ダットサン240Zとセイコーのコラボレーションが、2025年に遂に実現!“赤×黒”を基調とした全4種の限定コラボモデルは、“飽くなき挑戦心”が凝縮されており、興奮最高潮間違いなしの完成度です。
ダットサン240Zのカーデザインとスピードタイマーの61系デザインが絶妙に混ざり合い、新しくもどこか懐かしいレーシーなクロノグラフを生み出しましたね!
本記事では、エントリーレベルの価格に1970年代のレーシングスピリットを宿した、2025年期待のコラボモデル スピードタイマー“ダットサン240Z”4作をアクセル全開でご紹介していきます。
<セイコー プロスペックス> スピードタイマー ダットサン240Z コラボレーション限定モデル 特設ページ|セイコー公式サイト
スピードタイマー“ダットサン240Z”全4種は、カウントダウンタイマー搭載のSBDC219、メカニカルクロノグラフのSBEC029、ソーラークロノグラフのSBDL121&SBDL123とバランスよくラインナップされました。「デザイン良し、価格よし」で、クルマ好きにも時計好きにも刺さりそうなデザインがたまりませんね。幅広い層に人気が出そうです。
本作の魅力をギュッとまとめると、赤×黒を基本カラーとしてデザインを組み立て、奇を衒い過ぎない王道なレーシングスタイルへ仕上がっている点でしょう。警告色でもあり、ややもすると好き嫌いのわかれる赤×黒のカラーリングを、バランスの良い配色にまとめることで、万人受けするクロノグラフへとカスタマイズしています。老若男女問わず、人気を集めそうですね。
≪スピードタイマー“ダットサン240Z”コラボレーション限定モデルの見どころ≫
1971年第19回東アフリカ サファリラリーを制したダットサン240Z(※国内名フェアレディZ)のデザインソースを、いい具合にスピードタイマーのレシピにブレンドしています。ラリーカーのダットサン240Zは、ボディ全体が赤中心の配色でしたが、本作コラボモデルは黒色をベースに据えることで、力強いフォルムを生み出しています。クロノグラフのゴツゴツした形状に、ラリーカーの戦闘美がプラスアルファされたような“男のロマン”がぎっしり詰まっていますね。顔立ちの良いイケメンクロノグラフですね、本当に。
腕時計やカーレースの知識はあるけど、スピードタイマーはあんまり・・・という方のために、最近のリリースを簡単に紹介します。
左から三番目第三弾のSBEC023、7番目が 第七弾SBED013
スピードタイマーの限定モデル、というカテゴリーでピックアップすると、「Seiko Brand 100th Anniversary」第三弾のSBEC023、 第七弾SBED013が鮮烈な印象を残していました。SEIKOブランド100周年記念限定モデル 第三弾SBEC023は、1964年の東京オリンピック公式ストップウォッチ風のプッシュボタンに、安定した人気のパンダ顔を組み合わせ、昭和レトロなノスタルジックさを文字盤に表現。第七弾SBED013は、服部金太郎 限定モデルっぽさ(SBXC073やSBXC156)を残す黒×金のゴージャスな輝きが見事でした。
バイカラーにアクセントカラーを加えてデザインをまとめているのが面白い傾向ですね。メカニカルクロノグラフのSBEC023は青×シルバーにオレンジの差し色、ソーラークロノグラフのSBED013は黒×金にシルバー(白)のアクセント、本作“ダットサン240Z”4作は赤×黒に青の彩りを添えることで、それぞれ印象の異なるクロノグラフを完成させています。本作はレーシーなデザインでありながら、“攻めすぎていない”絶妙な色使いが実にお洒落です。
「リーズナブルな価格&モーターレースをイメージしたデザイン」と言えば、タグ・ホイヤーの「フォーミュラ1」コレクションは、定番モデルとして外せないところです。流し見しただけでも、本作に似た雰囲気のクロノグラフがちらほら見受けられますね。
“ダットサン240Z”コラボウォッチは、SBDL121&SBDL123が143,000円、SBDC219が176,000円、SBEC029が473,000円で、フォーミュラ1より大雑把に10万円弱安いのも本作の魅力の一つです。SBDC219に採用されたパンチング加工のレザーストラップは、カレラやモナコなどでもお馴染みのアイテムですが、スピードタイマーらしく巧みに昇華しています。
→「安い?高い?スピードタイマー×ダットサン240Z限定コラボの値段」へ
1964年に東京オリンピックの公式計時でその名を世界に轟かせたセイコー。同ブランドにとって1960年代は、計時技術を大きく発展させた時代でもあります。1964年にはストップウォッチ機能を搭載した国産初のクロノグラフ「クラウン クロノグラフ」を発売、わずか5年後には世界初の自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」を生み出し、高精度の腕時計を次々と発表させるのです。
日産の活躍も目覚ましいものがあります。1958年に豪州一周ラリーで「ダットサン 富士号&桜号」が健闘したのを皮切りに、過酷なラリー競技で自社のクルマの優秀さを証明し続けます。1970年第18回サファリラリーではダットサンブルーバード(510 型)が念願の総合優勝を果たした翌年、ダットサン240Zは初出場ながら1位2位のワンツーフィニッシュを飾り、日産に二勝目をもたらします。そのボディーには、SEIKOロゴが堂々と刻まれており、クルマ好きにも時計ファンにもその偉業は今後も語り継がれていくことでしょう。時代は高度経済成長期、勢いや活気が違いますよね。
・・・それらを踏まえて事前情報を要約すると、“安価な値段に似合わない高性能ぶり”が、本作のスピードタイマー×ダットサン240Zコラボの妙味なのではないか?と分析をしています。レトロフューチャーな外観に値段以上の“時代のロマン”がたっぷり詰まっており、一部愛好家の蒐集欲をくすぐりそうです。4種類全て、それぞれ素晴らしく、どれか一つ選ぶのが一番迷うかもしれませんね!? それではSBDC219のダイヤルを見ていきましょう。
ダットサン240Zのロゴマークを6時位置に配したSBDC219。カウントダウンタイマー表示には、同ラリーカーの計器盤を彷彿させるアラビア数字のフォントがプリントされています。レトロな外観とスタイリッシュさのバランスは、見れば見るほど良さが滲む奥深さ。SBDC219だけに採用されたカウントタイマー付きインナーベゼルもシブくて素敵です。
DATSUN(ダットサン)とは日産自動車の前身である「ダット自動車製造」のブランド名で、当初は「DATの息子」を意味する「DATSON」だったそうです。SONは「損」のネガティブなイメージを連想させるため、「SUN(太陽)」に改め、DATSUNに変更されたとのことです。
ダットサンのロゴは、「赤地の円=昇る旭日と誠心、青い横棒=至誠天日を貫く」意味が込められていますし、メッセージ性・デザイン的にも秀逸ですよね。
本作SBDC219は黒とシルバーをベースとしながら、赤色のアクセントカラーでクールさを演出。さりげな~く青色を添えることで、何とも言えないコントラスト効果がプラスされています。フェアレディZのように、コンパクトなサイズ感&確かな性能を実現しているのも心をくすぐります。
SBDC219はケース径39.5mm×厚さ12.0mm、20気圧防水を実現しており、実用性も十分です。
SBDC219 /厚さ 12.0mm 横39.5mm 縦 44.5mm、ステンレススチールケース(※ダイヤシールド加工)、牛皮革、カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)。メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー6R55搭載、日差+25秒~-15秒、最大巻上時約72時間(約3日間)持続、日常生活用強化防水(20気圧防水)。希望小売価格:176,000 円(税込)、2025年9月5日(金)発売予定、世界限定:2,500本(うち国内:1000本)
1972年発売のキャリバー6138搭載クロノグラフのデザインコードを現代風にアレンジしたSBEC029。流線形のケースフォルムと押しやすいハンマー型プッシャーのさじ加減が小気味いいですね。当時のラリーカーのスピードに合わせて、時速50~60kmの表示が赤く塗り分けられ、シンプルな味付けながらスポーティーな美しさに溢れています。
ありふれたデザイン、カラースキームにも見えなくはありませんが、配色のバランスがよくスタイリッシュな横三つ目クロノグラフに仕上がっています。3時位置サブダイヤルの青針、12時位置のDatsun表記といい、くどくないのが功を奏してる印象です。その外見の美しさは、癖になる後引くウマさですよ!
赤×黒の配色で彷彿されるのが、オメガの「スピードマスター リミテッドエディション “ウルトラマン”311.12.42.30.01.001」です。
「オメガ スピードマスター リミテッドエディション “ウルトラマン”311.12.42.30.01.001」
3時位置のミニッツカウンターの最初の3分間がオレンジ色にペイント(※ウルトラマンの変身時間が3分間)されており、レーシングモデルっぽさも魅力でした。
ウルトラマンの放映年月日は1960年代後半、独特な懐かしさを醸し出すレトロフューチャーのセンスは、令和になって輝きを増しているように思えます。フェアレディZ、スピードタイマー、ウルトラマン……空想を現実に変える“未来への期待感と現代技術の進歩”の融合は、いつ見てもワクワクしますね!
SBEC029 /厚さ 14.6mm 横 42.0mm 縦 49.5mm、ステンレススチールケース、牛皮革、デュアルカーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)。メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー8R48搭載、日差+25秒~-15秒、最大巻上時約45時間持続、日常生活用強化防水(10気圧防水)。希望小売価格:473,000円(税込)、2025年9月5日(金)発売予定、世界限定:500本(うち国内:120本)
12時位置に特別なDATSUNの書体をあしらったSBDL121。このモデルのためだけに、ダッツンコンペ(※正式名称「ダットサンコンペティションステアリング」)の書体を書き起こしたそうですよ!1994年に数量限定で販売された復刻ステアリングは、プレミアム価格で取引される人気ぶりでしたし、一部カーマニア達からは高い評価をつけそうですね。
インナーリングにもこだわりのレーシングスタイルが散りばめられています。チェッカーフラッグ風の目盛りを採用し、ダットサン240Zに相応しい貫禄が漂います。ダイヤルや裏ぶたの仕様を安直なチェック柄にしなかったのは好判断ですね。
タグ・ホイヤー2025年新作の「フォーミュラ1 CBZ2082.FT8096」と比較すると、赤×黒の色使い、裏ぶたのチェッカーフラッグ模様など、デザインコードに共通点が多めです。
タグ・ホイヤー フォーミュラ1 CBZ2082.FT8096
スピードタイマーシリーズは縦三つ目のデザインを得意としていますが、今回は縦三つ目なしの横三つ目のみで統一してきています。
CBZ2082.FT8096はグレードチタン製ケースで税込価格70万9500円、ケース径44mm×厚さ14.1mmです。本作SBDL121はフォーミュラ1より安く、スピードタイマーデビュー、エントリーモデルという捉え方をするのもアリかもしれませんね。
マリオカートファンもニッコリ嬉しいCAZ201E.FC6517、3時位置の日付窓はスター・ノコノコ・バナナとユニークな変化を繰り返す
日本が誇る大手ゲームブランド任天堂とコラボした2022年発売モデル「フォーミュラ1 × マリオカート リミテッドエディション クロノグラフ CAZ201E.FC6517」もコミカルな装いが絶妙でした。
(誉め言葉ですが)セイコーブランドは誠実、生真面目な印象があるので、CAZ201E.FC6517のように前衛的なデザインのクロノグラフをリリースするのも面白そうですね。
SBDL121 /厚さ 13.0mm 横 41.4mm 縦 45.9mm、ステンレススチールケース&ブレスレット、カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)。ソーラー キャリバーV192搭載、平均月差±15秒、 フル充電時約6ヶ月間駆動、日常生活用強化防水(10気圧防水)。希望小売価格:143,000 円(税込)、2025年9月5日(金)発売予定、世界限定:4,000本(うち国内:1,200本)
ダイヤルを真っ赤に染め、パンチを効かせたSBDL123。配色がダットサン240Zまんまですし、生粋のZ-Car(ズィー・カー)ファンにはたまらないカラーリングですね。こちらにもダッツンコンペのロゴを12時位置に印字、クルマ好きのハートをえぐる細かなチューンナップは流石の完成度です。SBDL123のスペックをご紹介する前に、現行コレクションの一部を見てみましょう。
スピードタイマーのコレクションラインナップは、定番の白・黒・青系統が多めです。SBDL123は見る者に鮮烈な印象を与える赤文字盤で、他人とは違う個性を演出したい方や少し珍しい時計が欲しい方にお勧めです。
四ツ目、横二つ目という選択肢もある中、パンダ顔でお馴染みの横三つ目を採用したのは、個人的に好判断だと思いますが、読者の皆様はどの“ダットサン240Z”コラボウォッチがお好きですか?
SBDL123 /厚さ 13.0mm 横 41.4mm 縦 45.9mm、ステンレススチールケース&ブレスレット、カーブサファイアガラス(内面無反射コーティング)。ソーラー キャリバーV192搭載、平均月差±15秒、 フル充電時約6ヶ月間駆動、日常生活用強化防水(10気圧防水)。希望小売価格:143,000 円(税込)、2025年9月5日(金)発売予定、国内限定:300本
スピードタイマー“ダットサン240Z”全4種の値付けについても分析していきましょう。参考画像として、一番バリエーションが多いメカニカルウォッチのSBDC系現行ラインナップをご用意しました。
いずれもレギュラーモデルの価格+数万円前後と、値段の面でも大健闘している印象です。SBDC系のボリュームゾーンは、約11万円~18万円前後、SBECがレギュラー中心で約35万~40万円弱、SBDLは10万円付近。スピードタイマー“ダットサン240Z”は、限定コラボモデルに相応しい細かいこだわりがデザインに施されており、安いとさえ感じます。プロスペックスの人気商品 ダイバーズウォッチ60周年記念限定モデルSBDC213が192,500円で、単純比較してもリーズナブルですよね。
スピードタイマーコレクションは、エントリー~ミドルクラスの価格帯で、資産価値で勝負するモデルではありませんが、それでも一定以上の価値はキープしそうな気配です。本数自体は少ない順で、300本・500本・2500本・4000本と割と入手しやすい部類ですが、「安い、カッコいい、(デザインと企画が)珍しい」と三拍子揃っており、欲しいと思ったら即行動でも後悔は少なそうです。
スピードタイマー×ダットサン240Zリミテッドエディションの海外の反応もチェックしてみました。
「クロノグラフ機能のないモデルが好き」
「ホイヤーのオータヴィアを思い出した」
「4種類全部素敵だから、どれを選ぶか迷う」
概ね好意的な感想が目立ちました。速報に近いリアクションでは、カウントダウンタイマー機能付きのSBDC219(※海外名SPB517)が人気でした。スタイリッシュなデザインよりクラシカルな装いの方が、海外の腕時計ファンにはウケるのかもしれませんね。
同日発売されるレギュラーモデル、カウントダウンタイマー搭載のSBDC215&SBDC217についても簡単にご紹介します。こちらもオレンジの差し色が麗しいですね。空気抵抗の少ない流線形のケースとエレガントなブレスレットの対比は、日産の高級車を想起させる美しさです。
超スタンダードなカラーリングのメカニカルクロノグラフ SBEC029、ラリーカーのようにゴツゴツとした武骨さ、漂う色気が秀逸です。
激動の時代である1970年代、自動巻きクロノグラフの開発競争をトップで駆け抜け、世界初の量産化に成功したセイコー。プロスペックスも負けじと、ブランドフィロソフィー「Keep Going Forward(常なる前進)」の精神を受け継ぎ、時計作りに励み続けます。
若者達の間では、昭和レトロが一種のブームとなっていますが、日産×セイコーのコラボウォッチ“ダットサン240Z”も、初めて見るのに懐かしいエモいデザインが、一定以上の人気と注目を集めていくことでしょう。
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