更新日:2023年03月13日

ロレックス GMTマスターⅡ 126720VTNR

ロレックス GMTマスターⅡ 126720VTNRの実機レビューをお届けします!

【実機レビュー】ロレックス GMTマスターⅡ 126720VTNR

ロレックス GMTマスターⅡ 126720VTNRは、40mmのステンレススチール製ケースに自動巻き Cal.3285を搭載しています。手に入った方、そうでない方、そしてこのウォッチの違和感に既に気づかれたアナタ!その磨かれた審美眼と共に、是非最後までお楽しみください。実機レビュースタートです!

ロレックス 126720VTNR 実機レビュー

ロレックス 126720VTNR 文字盤

ダイヤルは艶のないブラックカラー。丸、三角、長方形とごくシンプルなアワーマーカーは高い視認性を誇ります。インデックスと時分針には蓄光塗料が塗布され、暗所ではブルーに光ります。何とこのウォッチ、日付表示が逆さまになっています!※修理店に確認をしたところ、これはすぐに直せるとのこと。

ロレックス 126720VTNR 文字盤

ダイヤル12時位置下には「OYSTER PERPETUAL DATE」の文字、6時位置には「SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED(高精度クロノメーター認定)」が確認できます。これは、COSC(コスク:スイス公認クロノメーター検査協会)の認定を受けたムーブメントかつ、ケースに収めた後にCOSCを遥かに上回るほど厳格な検査をパスした証なのです。6時位置の「SWISS MADE」中央にあるブランドロゴが、新生GMTマスターⅡと前機との見分け方のひとつ。ルーレット刻印を確認できますね。

ロレックス 126720VTNR 文字盤

ベゼルには、ロレックス独自の「セラクロム」という素材を用いています。セラミックに更に耐蝕性・耐傷性を強化し特許を取得している合金素材で、2005年にGMTマスターⅡに採用されました。スケールはプラチナコーティングの後に磨きをかけ、美しく且つ視認性を永続させる細やかな工夫が。このセラクロムベゼル、現在ではヨットマスター、ヨットマスターⅡ、サブマリーナ、シードゥエラなど多くのスポーツモデルで採用されています。

カラーがブラック×グリーンこのカラーリングは、グリーンサブを彷彿とさせますね。何ともクールでスタイリッシュです。

ロレックス 126720VTNR ラグ

ラグ、ケースは見慣れた形状。太く短いラグは実用性を重視する同社らしい仕上がりです。ケースにはオイスタースチールを採用。

ロレックス 126720VTNR ケースサイド、リューズ

鏡面仕上げのリューズガードの付いたストレートタイプです。操作性も良好。そしてレフトハンド仕様ですが、右利きの方が左手に着けてもあまり違和感はない、という噂を元に、装着!う~ん…確かにレフティだから腕に刺さって痛い!ということもなさそうです。操作は多少慣れが必要かと思います。

ロレックス 126720VTNR ケースサイド

ケース厚もレギュラーモデルと大差はありません。程よく重厚感のあるステンレススチール製。丁寧な面取りが美しい仕上がりです。

ロレックス 126720VTNR 裏蓋

搭載ムーブメントは「3285」。文字盤に確認できた通り、ロレックス独自の高精度クロノメーター認定をクリアしたムーブメントです。3200系キャリバーではお馴染みになってきた、脱進機の改善によるパワーリザーブ70時間という所も、使い勝手が良いですね。
ムーブメントの特徴としては、ローター部分にボールベアリング(玉軸受け)を採用し、滑らかな動作で自動巻きの効率を更に高めたこと。また特許取得の「パラフレックスショック・アブソーバ」という耐震機能を携え、耐衝撃性が格段にアップしていること。などなど、枚挙に暇がありません。これ以上の深堀りはまたどこか別の機会…ということにして、とにかく、ムーブメントとして最上級グレードなのです。

ロレックス 126720VTNR バックル

バックルはセーフティキャッチ付き。スポーツモデルによく見られますね。また約5mmずつ微調整が出来るエクステンションリンクも採用しており、装着感においても妥協を許しません。

ロレックス GMTマスターⅡ 126720VTNR 評価

2022年前半に発売され、Watches & Wonderでも話題を独占したこの「126720VTNR」。グリーン×ブラックのベゼルにレフティ仕様の9時位置リューズに9時位置デイト表示、目新しくも馴染み深い部分も多々あって、実用機の最高峰と言っても過言ではないでしょう。ファッショナブルであり、ユースフル。そしてラグジュアリー。これほどまでに各バランスがチャートを突き破るようなウォッチも珍しいのでは?と思う程に、傑作でした。そしてレフティ仕様でありながらもロレックスは「レフティ用」とは謳っておらず、突如ローンチ。これもある種の販売戦略なのでしょうか、利き手関係なく使用できるという点も、所有欲を掻き立てる、どころかかき乱されてしまいます。既に「スプライト」という愛称も付いていますね。

そして店頭に並ぶ暇もなくあっという間にプレミア価格が付いてしまいました。執筆現在では430万円程。600万円にまで高騰したことを鑑みれば落ち着いたものの、まだまだ換金率はかなり高めです。そしてこの「逆デイト」…王者ロレックス(痛恨?)のエラーということで、これはこれでお好きな方もいらっしゃるのでは?いずれにしても、欲しい方はお早めに、そして売りたい方もお早めに、がお勧めです。

ロレックス 126720VTNRの仕様・価格について

ロレックス 126720VTNR 仕様・価格
ロレックス 126720VTNR 仕様・価格
モデル GMTマスターⅡ
GMT Master Ⅱ
型番(REF.) 126720VTNR
ケースサイズ 40mm
ムーブメント 自動巻き Cal.3285
パワーリザーブ 70時間
防水 10気圧防水
その他 2022年発売
定価(税込) 1,309,000円(税込)

※掲載内容は2022年10月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。

★こちらもおすすめ★

ロレックス買取について

ロレックス買取 時計買取ピアゾでは腕時計買取を専門とする9社無料一括査定が受けられます!買取実績掲載中!

姉妹サイト時計販売QUERIにて、高級ブランド腕時計を好評発売中!

ロレックスはもちろん、ロレックス、オメガ、タグホイヤー、オーデマ・ピゲなどの高級ブランド時計を独自ルートで激安価格にて販売中です!




最大9社に一括査定!最高額で賢く時計を売却しましょう

業者も利用するピアゾの時計一括査定サービスをぜひお試しください!

カンタン無料一括査定に申込む