更新日:2021年11月01日
ロレックス サブマリーナ アンティーク 1680の実機レビューをお届けします!
ロレックス(ROLEX) サブマリーナ REF. 1680の生産時期は1965年から1980年ころで、後継モデルのロレックス サブマリーナーデイト Ref.16800発売によって生産を終えています。時計としてのスペックは自動巻きクロノメーター Cal.1570を搭載し、後期モデルはりゅうずを引くと秒針が停止するハック機構が付加。そんなモデルの中で製造期間が1960年代後半~1970年代前半までとされる「赤サブ」ダイアルは希少価値の高い人気モデル。当時の定価からは信じられないような相場をたたき出しています。 REF. 1680は製造期間中のマイナーチェンジの多さから、レア仕様が多数存在するマニア心が刺激されるモデル。今回は赤サブを実機レビュー!
ロレックス サブマリーナ 1680 赤サブを実際に見てみましょう。
マットなブラックダイアルに、フチなしのやけたインデックスが特徴的なモデル。インデックスのトリチュウム夜光塗料の塗布は手作業の為、むらがあります。比較的大きなインデックスとベンツ針が調和しています。ダイアルはブラウンにやけていると高額で取引されるのですが、こちらはそれほどやけていません。
こちらの個体の一番の特徴は6時位置の「SUBMARINER」が赤く表記されている通称「赤サブ」です。ロレックスにそれほど詳しくない人でにまで知られているのが赤サブで、アンティークモデルとしては抜群の知名度を誇っています。Ref.1680が生産された時期は1965~1980年頃であり、したがって赤サブもこの時期にしか生産されていません。一般的に、赤サブが製造されていたのは1970年代前半までだといわれています。また、こちらの個体は660ftが先に表記されています。並びが反対ですともっと高額になる「メーターファースト」という仕様です。
ぐっとせり出したプラスチック風防。インデックスのやけ具合と合わさって、アンティークの雰囲気が際立ちます。ベゼルディスクは細いつくりになっています。
リューズにはトリプルロック式リューズの証である3つのドットが浮き彫りされています。高い防水性が必要なダイバーズウォッチならでは。
ブレスは3連のオイスターブレスレット。中央が幅広な形で、手首にぴたりと吸い付きます。こちらのモデルは重量が軽いので、着けているのを忘れてしまいます。
よく見て頂くとブレスのコマが巻いてあるレア仕様です。裏蓋はシンプルで、バックルはWロック。
希少価値の高い赤サブは、現在300万円弱で取引されています。レア仕様が多いものだと700~800万円で取引される個体も!最近のロレックス相場は下がり知らずなので、ますます値があがるかもしれません!
モデル | サブマリーナ アンティーク
SUBMARINER |
---|---|
型番(Ref.) | 1680 |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター Cal.1570 |
振動数 | 19,800振動 |
ダイヤル | ブラック |
ケースサイズ | 40mm |
ケース素材 | ステンレススティール |
防水性 | 200m |
ブレス | オイスターブレス |
風防 | プラスチック |
製造期間 | 1969年~1980年頃 |
ロレックス買取 時計買取ピアゾでは腕時計買取を専門とする9社無料一括査定が受けられます!買取実績掲載中!