更新日:2022年02月17日
ロレックス GMTマスター 16753の実機レビューをお届けします!
ロレックス(ROLEX) 1980年頃に登場したサードモデルのGMTマスターREF. 16753 。ブラウンダイアルは現在のGMTマスターには無いカラーのため、大変注目されています。特徴的な藤壺ダイアルと、ステンレススチール+18Kイエローゴールドのコンビ素材が光る希少な1本を実機レビュー!
ロレックス GMTマスター 16753を実際に見てみましょう。
オレンジがかったブラウンダイアルに、ブラウンとゴールドのツートンベゼル。見たことのないオレンジ系統でまとめられています。インデックスと針もゴールドで、統一感があります。針が4本あるのがGMTモデルの特徴です。時針はロレックスらしいベンツ針が採用されています。
こちらのモデルが藤壺ダイアルと言われる所以はインデックスから。よくある丸インデックスに見えますが、従来の物より夜光塗料部分が少なく、厚い縁取りは立体的で高さがあるアップライト仕様。この形が海岸の藤壺にそっくりだからです。
ボックス型のプラスチック風防。ベゼルはゴールドの地にツートンカラーのベゼルディスクがはめ込まれています。
サイドから見た全体像はこんな感じ。
埋め込み型のゴールドリューズは意外に小粒。リューズの王冠の下は「-」で、これはケースやリューズがステンレス製のモデルに使用されるマークです。リューズはゴールドなので、ケース素材を指していますね。
9時側から見たケース。ケースは薄い仕様で、装着感も軽いです。横から見るとよくわかるのですが、ブレスは2つのコマが巻き込み合わさって一つのコマになっている形です。
3列ブレスの中央を陣取るゴールドが幅広で主張していますね。バックルのクラウンも高級感があります。
Ref.16753はムーブメントをハイビート仕様のCal.3075変更することで高精度化されたモデルです。防水性能も50mから100mへスペックアップし、カレンダーのクイックチェンジ機能を備えているため、操作性も飛躍的に向上しています。
1980年頃~1988年のみの生産と、その希少なカラーリングからアンティークと呼ばれるほどレアなモデル。藤壺のようなインデックスや、味のある経年劣化が楽しめるモデルです。
モデル | GMTマスター
GMT-MASTER |
---|---|
型番(Ref.) | 16753 |
ムーブメント | 自動巻き クロノメーター Cal.3075 |
駆動時間 | 最大巻上時約 48 時間持続 |
振動数 | 28,800振動 |
防水 | 100 m |
ケースサイズ | 直径40mm |
素材 | ステンレススチール+18Kイエローゴールド |
風防 | プラスチック |
ダイアル | ブラウン |
製造期間 | 1980年頃~1988年 |
参考定価 | 970,000円(外税) ※発売時 |
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