更新日:2026年04月14日
腕時計を「時刻を知る道具」から「高精度なメカニズムを愛でるオブジェ」へと昇華させたモデル、それがウブロの「メカ-10(MECA-10)」です。今回ご紹介する Ref. 614.OX.1180.RX は、ウブロ独自の貴金属「キングゴールド」を纏い、自社製手巻きキャリバーの造形美を極限まで引き出した、真の時計好きに捧げるタイムピース。
「メカ-10」シリーズは、2016年にウブロの自社開発ムーブメントの新たなマイルストーンとして発表されました。自動巻きが主流の現代において、あえて「手巻き」を選択。子供の頃に遊んだ組立玩具「メ力ノ(Meccano)」から着想を得た、遊び心溢れるスケルトン構造が特徴です。
2020年1月13日~1月15日に開催されたプレ・バーゼルともいうべきLVMHドバイ ウォッチウィーク2020(LVMH Group Dubai Watch Week 2020)で発表された新作です。「スピリット・オブ・ビッグバン」にパワーリザーブ10日間の自社製手巻きムーブメント、メカ-10キャリバーが初搭載されました!
10日間という、うっかり巻き上げを忘れそうなロングリザーブですが、残り2日となるとディスクのベースの色が赤に変わり、ハッとなりますね!
このメカ10キャリバーは丸形のビッグ・バンモデルにはすでに搭載されていましたが、今回この45mmの「スピリット・オブ・ビッグ・バン」コレクションを表現するトノー型におさめるため、リファインされました。ケース素材はチタニウム、ブラックセラミック、キングゴールドの3種類で展開し、2020年8月発売予定です。
ケース素材には、ウブロが誇る「キングゴールド」が採用されています。通常の18Kローズゴールドよりも赤みが強く、さらにプラチナを配合することで、経年による酸化(変色)を防ぎ、その鮮やかな輝きを永続させるウブロ独自の合金です。この重厚な輝きと、ムーブメントの無機質なマットブラックパーツとのコントラストが、圧倒的な高級感を演出します。
このモデルに「文字盤」という概念はほとんどありません。ブリッジやギアが層を成して重なり合う様子は、まさに精密な建築物のようです。3時位置には、残りの日数を数字で見せるディスク。6時位置には、パワーリザーブが少なくなると「赤色」が見えるラック・アンド・ピニオン式のインジケーター。この2つの表示機能が、メカニカルなデザインのアクセントとして機能しています。
| モデル | スピリット オブ ビッグ・バン メカ-10 キングゴールド
SPIRIT OF BIG BANG MECA 10 KING GOLD 45MM |
|---|---|
| 型番(Ref.) | 614.OX.1180.RX |
| ムーブメント | HUB1233 手巻き、スケルトンパワーリザーブ |
| パワーリザーブ | 約10日間 |
| ケース径 | 45 mm |
| ケース素材 | 18Kキングゴールド(サテン&ポリッシュ仕上げ) |
| ベゼル | 18Kキングゴールド(サテン&ポリッシュ仕上げ、マイクロブラスト加工) |
| ダイヤル | マットブラックスケルトン |
| ストラップ | ブラックラバー |
| 防水性 | 5気圧(50m防水) |
| 価格 | ¥5,137,000 (税込) |
時計愛好家が最も熱狂するのが、このモデルのために開発された自社製手巻きムーブメント「HUB1201」のスペックです。直列に配置された2つのバレル(香箱)により、約240時間(10日間)という驚異的な駆動時間を実現。週末に時計を外しても、翌週どころか翌々週まで動き続ける実用性を誇ります。
通常、パワーリザーブ表示は小さな針で行われますが、メカ-10は12時から6時方向へ直線的にスライドする「ラック」を採用しています。巻き上げるとラックが移動し、連動してインジケーターが動く。この「トランスミッション(変速機)」のような機構は、機械好きには堪らないディテールです。
ウブロ 614.OX.1180.RX は、ラグジュアリーウォッチの王道であるゴールドの煌めきと、最新鋭のエンジニアリングが見事に融合した傑作です。
10日間に一度、キングゴールドのリューズを指先で回し、ラックが動き、香箱に力が蓄えられていく感触を楽しむ。それは、デジタルの時代だからこそ味わえる、機械式時計との「対話」そのものです。既存のビッグ・バンでは満足できない、よりコアなメカニズムを求める方にこそ、手にしていただきたい一本です。
ウブロ(HUBLOT)2020年新作モデルについてはこちら
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