ファットレディの愛称で知られる初代GMTマスターII Ref.16760
<<GMTマスターII Ref.16760の基本スペック>>
- ケース素材:ステンレススチール
- ブレス素材:ステンレススチール
- ベゼル :24時間回転ベゼル
- 風防 :サファイアクリスタル
- ケース径 :40mm
- ベゼルカラー:黒赤(コークベゼル)
- 防水性能 :100m
- ムーブメント:cal.3085
- 振動数 :28,800振動
- パワーリザーブ:48時間
- 製造期間 :1983年〜1988年
ピアゾでは「レアロレックス」と呼ばれる、場合によってはプレミアがついて高く売れるロレックスについてご紹介しています。
お客様のお持ちのロレックス、もしかしたらアンティーク、ヴィンテージといったレアロレックスかもしれませんよ!
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さて「GMTマスター」の進化版「GMTマスターII」は、
cal.3085を搭載して短針が単独で操作できるようになり、
3ヶ国の時間を把握できるようになりました。
GMTマスターII Ref.16760は、1983年から1988年までにしか生産されなかった、非常に短命のモデルでもあります。
現行のGMTマスターⅡのベゼルカラーは青赤、黒青、黒一色など多彩ですが、
初代モデルのGMTマスターII Ref.16760は、同時期に発売されていたGMTマスターと差別化を図る為、“Coke” と呼ばれる
赤黒ベゼルのみでした。
そして従来モデルと比較すると、ケースが肉厚なことから、
「ファットレディ」と言うニックネームがついているのです。
左がGMTマスターⅡ 16760、右がGMTマスター16750。
正直そんなに厚みを感じないのですが、確かにリューズガード周りはぶ厚めですかね。
うーん、ちょっと失礼な印象を受けるのは私だけでしょうか?
ここでの「ファット」は単純に「太った」とかではなく「豊満な」とか「肉付きのよい」といった訳にしたいですね。
チュードルだと「カマボコケース」とか言いますけど。
ソフィア・ローレンとも呼ばれるGMTマスターII Ref.16760
初代GMTマスターⅡ 16760は「ファットレディ(FAT LADY)」のほかに、
「ソフィア・ローレン(Sophia Loren)」という愛称でも呼ばれています。
さて時計好きな皆様は、世界的スター、ソフィア・ローレン(Sophia Loren)はご存知でしょうか?
イタリアの代表的な女優で、その肉感的なボディとグラマラスな美貌で人気を博し、1962年には『ふたりの女』でアカデミー主演女優賞を受賞。
何度か来日もしており、日本の映画ファンにも大変人気のあるハリウッド女優です。
ロレックスには、ポール・ニューマンやら、ジェームス・ボンドやら、スティーブ・マックイーンやら、
俳優や役名のついたモデルが存在しますが、
あくまで「着用していたから」という理由がほとんど。
このロレックス 初代GMTマスターⅡ 16760が「ソフィア・ローレン」と呼ばれるのは、
ファットレディーと呼ばれる理由と同じで、
そのグラマラスなケース形状から連想されたということでしょう。
でも「ボン・キュッ・ボン」なのは、むしろリューズ付近が引き締まってる16750のような?
「豊満」なのは16760でしょうけどね~。
初代GMTマスターII Ref.16760は2017年11月現在、中古腕時計市場で100万円を超える高額で取引されており、
高額での買取が期待できるレアロレックスモデルです。
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