ref16570と16550のクリームダイヤルの違いは経年変化による色あせ!?
1988年から1990年の約2年間のみ製造されたRef.16550に、唯一ラインナップされた“アイボリーダイヤル”が存在します。
ブラック・ホワイト・アイボリーのダイヤルバリエーションだった訳ですが、このアイボリーダイヤルは謎が多く、「リリース当時はホワイトに近い色合いだった。」「では何故ホワイトダイヤルと区別されているのか?」など今も熱く議論が交わされています。塗料の配色の影響で偶然生まれたアイボリーという説が有力ですがその謎はいまだ解明されていません。
ところが、その後継機であるRef.16570にはブラック・ホワイトの2色のダイヤルしか展開されていなかったにも関わらず、よく似たカラーが存在します。
Ref.16550のアイボリーダイヤルと区別する為に呼ばれる通称“クリームダイヤル”。
Ref.16570ではもちろんホワイトとアイボリーの区別はされていないので、経年劣化によるものと判断され、1991年頃の生産分に散見されます。
アイボリーダイヤルとクリームダイヤルとの相違点は、インデックスと指針の縁取りがRef.16550アイボリーダイヤルはメタル縁で、Ref.16570クリームダイヤルはブラック縁という点。
経年劣化による変色がダイヤルの表情を変え、時計そのものから落ち着いた風格を感じさせます。
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