BASEL WORLD2017 Patek Philippe New Model Report
バーゼルワールド2017パテック・フィリップ新作速報
世界最大規模を誇る時計&ジュエリーの新作展示会、
バーゼルワールド2017が今年3月にスイスで開催されました。
錚々たるブランドがパビリオンを構える中、ロレックスとまさに双璧をなすようにそびえたつのがパテック・フィリップ(Patek Philippe)です。
注目はやはり、今年2017年で20周年を迎えるパテック・フィリップのアクアノート。
当然巷ではアニバーサリーモデルが出るに違いないと予想されていました。
さてBasel World2017(バーゼルワールド2017)では、どんな新作が発表されたのでしょうか?!
パテック・フィリップ新作アクアノート誕生20周年モデルをピックアップ!
バーゼルワールド2017年最新モデル パテック・フィリップ アクアノート トラベルタイム アドバンストリサーチ 5650G-001
パテック・フィリップとしては非常に珍しいゼニスのオープンのようなダイアル面のシースルー構造が目を引きます。
「アドバンストリサーチ」とは、15年以上前からパテックフィリップが取り組んでいる自社技術の進化・深化を図るプロジェクトで、今年は
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Spiromax®髭ぜんまい…髭ぜんまい外周に設けられた特許取得の《パテック フィリップ・エンドカーブ》に加え、内端部分も厚く形成することにより、垂直姿勢におけるアイソクロニズム(等時性)をさらに顕著に向上させ、平均日差を–1/+2秒以内に抑えるという高精度を実現。
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フレキシブル機構…従来の機械的な関節構造を、十文 字型に配置したごく薄い板バネによって置き換えたことでタイムゾーン変更機構の部品数を37個から12個へと減らすことを達成。機構が薄型化されただけでなく、磨耗がないため潤滑油も不要になりました。
以上二つの技術を見事統合しました。まさにパテックフィリップならではの至高のモデルと言えるでしょう。
また、同じくアクアノート新作にホワイトゴールド仕様の
「アクアノート ジャンボ5168G-001」も登場。
現行アクアノートの5167&5164(トラベルタイム)のケース径 40.8mmに対し、1.4mmサイズアップした42.2ミリとなり、
このケース径は、《ジャンボ》と愛称されたノーチラスのオリジナル・モデル(1976年発表)へのオマージュが込められています。
現行のref.5167と比べてみると、針の長さなどは調整されていますが、見た目の印象はほとんど差を感じられない程度となっています。
しかしパテックのミッドナイトブルーブルーダイヤルは中央から外周に向かう明暗のグラデーションが本当に美しいですね。
このカラーは2016年に発表されたローズゴールド仕様のアクアノート・トラベルタイム5164モデルで初めて導入されたものであり、ノーチラスの特徴的なグラデーション文字盤を彷彿させます。
最近時計界で大流行のブルーダイヤルですが、やはりパテック・フィリップは別格の仕上がりですね。
バーゼルワールド2017パテック・フィリップ新作モデル一覧 (随時更新中!)
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