更新日:2023年12月25日
ブランパン X スウォッチ バイオセラミックスキューバ フィフティファゾムス パシフィックオーシャン S035P100の実機レビューをお届けします!
ブランパン X スウォッチ バイオセラミックスキューバ フィフティファゾムス パシフィックオーシャン S035P100は、42.3mmのバイオセラミック製ケースにSISTEM51自動巻きを搭載しています。
皆が気になる、ブランパンコラボ!精度も測っちゃいましたよ。早速実機をレビューしていきましょう!
ダイヤルは、梨地のような質感のホワイトカラーと、グレーのグラデーションがかかっています。パキっとしたカラーリングが期待大!早速ディティールを見ていきましょう。
インデックス、ケース形状ともにブランパンの「フィフティファゾムス」によく似ています。秒針先のイエローもよいアクセントに。
風防とベゼルには強化プラスチックを。ぷっくりと艶やかで本格仕様です。
スリムなラグ。
リューズ側のカット。リューズガードの立ち上がりも、本格仕様!
9時側から見たところ。ケースは、オメガのムーンスウォッチと同じくバイオセラミックを採用しています。バイオセラミックとは、ヒマシ油を原料に用いたプラスチックに、セラミック素材を融合したハイブリット素材。軽さは勿論、セラミックの長所である「耐傷性」にも優れています。
搭載ムーブメントは「SISTEM51」。2013年、スウォッチが満を持して発表した自動巻きムーブメントになります。パーツ数何と51個。名前の由来はここからきています。ヒゲゼンマイは2014年以降二ヴァクロンという非磁合金製のものに変わっていますので耐磁性も兼備。中央のネジ一本で全てのパーツが止まっていて、精度調整は工場で機械が行っているとのこと。振動数は21,600振動/時のロービートに、パワーリザーブが何と90時間。
ただしこちら、裏蓋が開けられないんですよね。そして修理、オーバーホール不可な仕様。ねじ止めしていて、さらに緩急針なんかもないので歩度調整も出来ない。諸刃の剣…ですね。でもふと、ベルトを外してみますと…裏蓋がとてもカワイイ!こういったところは、ブランパンに無い魅力ですよね。
ちなみにネット上で叩きまくられていましたので、ピアゾも勇気を振り絞って精度を測ってみました…!いかがでしょう。この価格にしては及第点なのでは、と。パワーリザーブ90時間なので、結構頑張って巻き上げてから少し放置すると、こんな感じの精度が出ましたよ。
本日は、話題沸騰なコラボ!バイオセラミックスキューバをご紹介致しました。デザインはチープながらもブランパンのエッセンスを感じられていました。システム51については賛否両論ある所だとは思います…是非、忘年会・新年会の話題のタネに。OHとかメンテとか言うなら本家(ブランパン)のメカニカル買ってね、ということなのでしょうか…。
オメガとのムーンスウォッチほどの勢いはありませんでしたが、それでも高い水準の価格を誇っています。商品が気になった方は姉妹サイトクエリまで、ご売却価格が気になった方はピアゾまで、お気軽にお問い合わせ下さいね。
モデル | ブランパン X スウォッチ バイオセラミックスキューバ フィフティファゾムス パシフィックオーシャン Blancpain X Swatch Bioceramic Scuba 50 Fathoms Pacific Ocean |
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型番(REF.) | S035P100 |
ケースサイズ | 42.3mm |
ムーブメント | SISTEM51自動巻き |
パワーリザーブ | 90時間 |
防水 | 9気圧防水 |
その他 | 2023年9月9日発売 一部のスウォッチ直営店にて発売 |
定価(税込) | 60,500円 |
※掲載内容は2023年12月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。