2017年 タグ・ホイヤー 新作 アクアレーサー WAY101B.BA0746 とは?
クオーツムーブメントの最高峰 アクアレーサー 300m
クオーツ式は、低価格で一定以上の性能を誇る点が特徴として挙げられます。一見高価な機械式の方が高性能に思われますが、実はそうではなかったのです。
では、機械式に比べてなぜ低価格高性能が可能なのか、少し歴史を振り返りながら説明していきましょう。
クオーツ式の歴史
19世紀後半、フランスの物理学者兄弟ジャック・キュリーとピエール・キュリーによってクォーツ(水晶)が電圧印加によって振動するという性質が発見されました。その時代、イギリスで起きた産業革命をきっかけに、世界各国の産業事情が大きく変化しました。その中で交通手段が発達し、より正確な時間の計測が求められました。
しかし、機械式の精度を上げるのはかなり難しかったのです。なぜなら、機械式の動力であるゼンマイのほどけるスピードを調整して精度を上げなければならないのですが、精度が高い時計を作ろうとすると、どうしてもムーブメントを構成する金属パーツが摩耗して寿命が短くなってしまったり、故障してしまったりするためです。
そこでクオーツ式であれば、電子信号を使うことによって機械式よりも圧倒的に簡単に精度の向上を実現できたのです。
その結果開発されたのが、「セイコー アストロン」という超高性能クオーツ式時計です。これは機械式時計界に大打撃を与えるきっかけにもなり、クオーツショックとも呼ばれています。
そして、新たにクオーツムーブメント界のトップに躍り出たのが、「アクアレーサー 300m」でした。とにかくコストパフォーマンスが高いのが特徴的です。逆回転防止ベゼルは、誤った操作からダイビング時の潜水時間が延びてしまうことから生じる事故を未然に防いでくれます。また海中や暗闇でも、蛍光塗料が施された大きく見やすいインデックスと針からしっかりと時間を確認することが出来ます。クオーツ式でも機械式のようなデザインのものが多く、それに加えて軽くて高性能というクオーツのメリットを存分に生かしています。
しかも、クオーツ式のため電池が切れるまで何年もそのまま使い続けられるので、メンテナンスが楽に行えます。
ライダータブとは、パイロットがグローブをはめた手でも快適な操作が可能なように、回転ベゼルに装着された突起のことです。
このモデルには6個のライダータブが設けられており、ダイビンググローブを付けたままの容易な操作を可能にしています。
ベゼルに濃い赤を入れることで、透き通った青色の海の中で目立つことは勿論、文字盤のブラックとのカラーリングで、日常使いでもシンプルながらも目を惹くデザインになっています。
文字盤カラーにはブラックオパーリンが使用されています。オパーリンとは、乳白色のことです。一般にオパーリン文字盤と呼ばれるものは、粒子仕上げが施された白に近いシルバー文字盤を指します。タグ・ホイヤーでは他のモデルにも頻度は高くありませんが、ブラックオパーリンが使用されているものがあります。
バーゼル2017最新作タグ・ホイヤー アクアレーサー WAY101B.BA0746
(Basel 2017 New model TAG HEUER AQUARACER WAY101B.BA0746 )
アクアレーサー |
説明 |
型番(ref) |
WAY101B.BA0746 |
ケースサイズ(mm) |
43 |
ケース素材 |
交互仕上げスティール製 |
文字盤カラー |
ブラックオパーリン |
防水性 |
300m防水 |
ムーブメント |
クォーツ・ムーブメント バッテリーで駆動 クォーツクリスタル |
ベルト |
スティール製3連ブレスレット |
日本発売時期(推定) |
発売中 |
日本定価(予価) |
¥ 180,000 |
推定日本発売日前後1ヵ月新品未使用換金率 |
95%前後 |
推定日本発売日前後1ヵ月中古換金率 |
88%~92%前後 |