1994年に復興初コレクションのひとつとして発表されたA.ランゲ&ゾーネの「サクソニア(SAXONIA)」。
ドイツの時計産業の中心であるグラスヒュッテがザクセン州にあり、このモデル名はザクセンをラテン語では「サクソニア」と呼ぶことに由来しています。
清廉さと優雅さを兼ね備えたベーシックモデルとして、不動の位置を築いています。
手巻きムーブメントを搭載する「サクソニア」は2015年、大幅にリニューアルされました。
従来モデルではバーインデックスの外周部にあったドットを2015年新作の「サクソニア Ref.219.032」では廃し、インデックス全体を限りなくダイアルのフチに近づけました。
ケース径は縮小されたものの、ダイアルが拡張されたことになり、時計自体の存在感を際立たせています。
このダイアル面のデザイン的変更は同じく2015年新作の「サクソニア・オートマティック / Ref.380.033」や「サクソニア・デュアルタイム / Ref.386.026」などにも共通しています。
完璧を追求する姿勢は時計の内部にまで及び、ムーブメントの部品には、外からは見えない部分であっても、例えば地板の下面にも、伝統の技法であるペルラージュ仕上げが入っているなど、必ず入念な表面仕上げが施されているのです。
こうして正統派ドレスとして明確化され、コレクションの顔立ちも統一されていったサクソニアシリーズ。その中でもサクソニア・シンシリーズは極薄ケースを武器に、「もっとも純粋なランゲ」として存在感を増し始めます。
2021年にはサクソニア・シンは主に37mm、39mm、40mmの3系統で展開され、37・40mmにおいては厚さ約5.7mmという超薄仕様でした。
サクソニア・シン・コレクションは2025年にハニーゴールドとプラチナケースの追加によりさらに充実し、いずれも限定200本で発売されます。ここ数年にはなかったオニキスダイヤルを採用。オニキスとは和名で「黒瑪瑙(くろめのう)」と言い、漆黒でガラス質のつややかな黒色が特徴の素材です。
初期のアベンチュリン文字盤を採用したサクソニア・シンやランゲ1のオニキスを彷彿とさせるデザインとも言えますね。
パテック・フィリップのドレスウォッチ「カラトラバ」に相当するA.ランゲ&ゾーネのモデルが「サクソニア」だとして、この2つが雲上ブランドのエントリーモデルとして比較されることもあるようですね。
「ランゲ1」や「ダトグラフ」などと比較すれば確かに価格帯は抑え目ではありますが、それでも新品の定価で170万円以上はしますので、庶民的感覚からしますと随分と高価な「エントリーモデル」だな、という気がしてしまいます。
とはいえシンプルで端正な外観で、フォーマルな場にもマッチする1本ですので、持っていて損はないですよね!
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