2019年3月21日～26日にスイス バーゼルで開催されたバーゼルワールド2019(BASELWORLD)の新作モデル情報です！



クロノグラフじゃないオータヴィア、パイロットモデルとして人気が出るでしょうか？！
さて、バーゼルワールドに先駆けて開催されたLVMHの新作発表会、ジュネーブデイズ2019（Geneva Days 2019）では、
タグホイヤーのトゥールビヨンモデルに新作「カレラ キャリバー ホイヤー02T ナノグラフ」が発表されました。世界限定500本の超希少モデルです！

カーボンを使用したヒゲゼンマイへの挑戦

ヒゲゼンマイは腕時計の心臓部位であり、その伸縮によってテンプを一定の速度で振動させ、正確に時を刻むための役割を担っています。最重要部品ということもあり、時計製造技術の中でも最も製造が難しいです。
長年の時計製造の歴史の中で、材料工学の面における発展、徐々に高性能になるニヴァロックスなどの合金や近年はシリコンなど、素材による時計のバリエーションの増加や進化が進み、素材が担う役割が増えてきました。タグ・ホイヤーは今回、長年ヒゲゼンマイの素材として目を付けられていながら、今まで誰も扱いきれなかったカーボンを採用し、キャリバー 「ホイヤー 02T ナノグラフ」を完成させました。

「ホイヤー 02T ナノグラフ」

超軽量で低密度のカーボンコンポジット製ヒゲゼンマイ。軽量で衝撃に強いうえに、磁気による影響を受けることが全くありません。テンプがアルミニウムでできているため、温度変化によってヒゲゼンマイが失う弾性を相殺し、他の素材で製造する時より変化に最適化してくれます。
このクロノメーターには、公式スイスクロノメーター協会(COSC)が定めたクロノメーター基準を満たしたトゥールビヨン レギュレーターが搭載されています。

時代の先を行く近未来デザイン

黒を基調とし、灰色や白を使用してモノトーンな配色になっています。しかし精巧に細かく組み立てられているため、立体感が存分に表現されています。斜め前から見ると奥行きをより感じることが出来ます。そして所々に蛍光黄緑がアクセントとして差し込まれており、落ち着いた印象を残しながらもスポーティーな雰囲気が感じ取れます。
背面は幾何学的なハニカム構造で、近未来感のあるデザインですね。

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