【プレSIHH】カルティエの2016最新作２本をご紹介

カルティエは、2016年1月にスイス・ジュネーブで開催されるSIHH（the Salon International de la Haute Horlogerie)に先駆けて、注目の2点を発表しました。

1本目は2015年に発表されたコレクション「クレ ドゥ カルティエ(Cl? de Cartier）」の新作で、スケルトンモデルです。
クレ(Cl?)はフランス語で「鍵」を意味し、その名はかつての鍵巻き式置き時計の鍵から想起された、特徴的な角型のリューズに由来しています。
「クレ ドゥ カルティエ オートマティック スケルトン ウォッチ(Cl? de Cartier automatic Skeleton watch)」は、透かし彫りされた大きなローマ数字のスケルトンブリッジがムーブメントを支え、この構造に自社製の手巻きムーブメントCal.9612 MCが美しく収まり、カルティエの時計職人の優れた技術力を見せつけています。

2本目はカルティエを象徴するモチーフであるパンテールがハチドリに寄り添われて安らぐ麗しい光景が描かれた「パンテール エ コリブリ ウォッチ(Cartier Panther Et Colibri)」。
フランス語でパンテールは「豹」、コリブリは「蜂鳥」を意味します。
巻き上げ用のリューズを押すと一転して、パンテールの子どもが親の足元から現れ、ハチドリを追いやります。
この仕掛けは、パワーリザーブ表示によるもので、新手巻きキャリバー9915MCは、パワーリザーブの残り時間をこの鳥の飛ぶ高さによって表示させて、巻き上げの必要性を知らせてくれます。
レディスの機械式時計は数少なく、さらにコンプリケーションウォッチとなると一段と希少なモデルだといえるでしょう。
立体的に浮き上がるパンテールの毛並みにはダイヤモンド、斑点にはブラックラッカーが配され、ベゼルに敷き詰められたダイヤモンドがウォッチ全体を明るく輝かせます。

■クレ ドゥ カルティエ オートマティック スケルトン

ケース ：パラジウム950
直径 ：41mm
厚さ ：11.45mm
ムーブメント ：自動巻き（Cal.9621MC）
ストラップ ：アリゲーター
防水 ：日常生活防水
発売 ：2016年4月予定

■パンテール　エ コリブリ ウォッチ

ケース ：ロジウム加工18Kホワイトゴールド、314個のブリリアントカットダイヤモンドをセット
直径 ：42.75mm
厚さ ：11.4mm
ムーブメント ：手巻き（Cal.9915MC）
機能 ：パワーリザーブ表示（3時位置のリューズを押すと、子豹が現れ、蜂鳥がゼンマイの残量に応じて12時方向へ移動）ストラップ ：アリゲーター
防水 ：日常生活
発売 ：2016年4月予定

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