更新日:2024年11月07日
カルティエ タンク ルイカルティエ WGTA0011の実機レビューをお届けします!
カルティエ タンク ルイカルティエ WGTA0011は、33.7mm×25.5mmの18金ピンクゴールド製ケースに手巻き Cal.1917MCを搭載しています。
芸能人にも愛用者の多い、名品です。早速実機をレビューしていきましょう!
シルバーダイヤルに、ローマンインデックス。ダイヤル中央側にミニッツトラックを配した、ニ針デザイン。これぞタンク!早速ディティールを見ていきましょう。
中央のギョシェ彫りは波模様になっていて、表情に奥行きを与えています。7時インデックスの一部に「CARTIER」表記を発見。
少し丸みを帯びていることで、スクエア型ケースも柔和な印象を受けますね。タンクはバリエーションも豊か。是非お好みのデザインを見つけてみてくださいね。下記リンクでは、レディースモデル人気ナンバーワンの「フランセーズ」シリーズをご紹介しています。
ラグからのカット。
リューズからのカット。リューズトップのカボションはブルーサファイア。美しいですね…!
9時位置からのカット。ケース素材には18KPG。金無垢!
搭載ムーブメントは「1917MC」、手巻きのマニュファクチュールキャリバーです。21,600振動/時、約38時間のパワーリザーブ。鑑賞できないのが本当に残念なのですが、こちらのムーブメントはトノー形状をしています。。。…と聞いて、筆者はピンと来ました。そう、ルクルトのムーブメントにめちゃ似ているなと。カルティエは詳細を明かしておらずマニュファクチュールと記載しているのですが、ルクルトのCal.846を改良したものであると言われています。
香箱から最初に動力が伝わる二番車が中央にあるため針飛びが起こりづらく、またテンワを拡大したことで精度改良に貢献しました。846の初出が1975年。間違いなく、歴史に残る傑作手巻きムーブメントです。同じくレクタンギュラーケースのレベルソに採用されていますね。
ブラウンカラーのアリゲーターストラップ。PGと相性抜群です。
本日は、タンクの中でも基幹モデル、タンク ルイカルティエをご紹介いたしました。18KPGにまろやかなケースデザイン、そして手巻きとタンクの中でもハイエンドなモデルですが、登場以来長年愛されているシリーズです。名品は語らずとも存在感を発揮してくれます。一度は手に取りたい一本ですよね。
どのブランドも定価改正を繰り返していますが、カルティエも例に漏れず。このRef.WGTA0011も1,400,000円台で購入できていた時代があると思うと、、今後も物価高騰・定価改正の流れが続くと想定しますと、カルティエは総じて伸びしろがあるという見解です。ことに数年~数十年前に購入された方にとっては、思わぬ高値での売却も現実的。地金も最高値を記録していますし、ますます目が離せません。
カルティエのご売却価格が気になった方はピアゾの一括査定サービスを、是非ご検討くださいね。
モデル | タンク ルイカルティエ TANK Louis Cartier |
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型番(REF.) | WGTA0011 |
ケースサイズ | 33.7mm×25.5mm |
ムーブメント | 手巻き Cal.1917MC |
パワーリザーブ | 約38時間 |
防水 | 日常生活防水 |
定価(税込) | 2,059,200円 |
※掲載内容は2024年11月調査時点のものです。最新情報は公式サイト等をご確認ください。