ロレックス サブマリーナ・SCG 5512の詳細とは!?

SCGとはスクエアクラウンガードの略称です。
スクエアクラウンガードとはリューズガードの種類で、先端が平らになっていることから呼ばれています。
リューズトップにはクラウンマークのみしか入っておらず、またガード幅とも合っているため、当初よりツインロック式の7MMサイズのリューズが採用されていました。
SCG(スクエアクラウンガード)というだけでも希少価値がとても高いのですが、その中でもこのタイプはさらに珍しい一品となっています。
インデックスはゴールドレターに縁取られており、ジェームズボンドモデルの愛称で知られるRef.6538と同じデザインの文字盤が採用されているところから、その希少価値が伺えます。
当時のロレックスでは、新たなリファレンスを展開する際に初期モデルに旧リファレンスのパーツが流用されていることはありました。
この個体も同じようにして作られていたと考えられていますが、5512と6538ではケースサイズが3MM違うため、もしそのまま活用しているとしたらアンバランスなできばえになってしまうはずです。
しかし、この時計は文字盤とケースのバランスが非常によくとれています。
そのことから5512用として試験的に作られた文字盤ではないかと推測されます。
Ref.5512はリューズを搭載したサブマリーナとして1958年に誕生しました。
ロレックス初のリューズガードです。
5512では、スクエア、ポインテッド、ラウンドといった形のリューズガードを装備した個体が確認されています。
スクエアクラウンガード(SCG)はこの中でも最も初期に使用されていたものです。
この個体の特徴はなんといっても本来ないはずのミニッツサークルと縁付きインデックスです。
また、ベゼル上部に塗装された赤い逆三角形(▼)のマークでしょう。
シリアルナンバーよるとおよそ100本しか製造されていないこのモデルですが、これらの特徴から探し出すと見つかるかもしれません。
Ref
5512
製造年
1958年
シリアル
No.478001~No.478100
ケース
素材:ステンレススチール
幅:40MM
防水:200M
ムーブメント
自動巻き
キャリバー:Cal.1530/Cal.1560/Cal.1570
18,000振動(Cal.1530、Cal.1560)
19,800振動(Cal.1570)
パワーリザーブ:約36~48時間
ブレス
素材:ステンレススチール