文字盤の「T」はエイジングロレックスの証

以前の記事でも、エクスプローラーⅠ14270やエクスプローラーⅡ16570を参考に、ダイヤルに「T MADE」の表記があるトリチウム夜光を採用しているモデルの、経年による色合いの変化である通称“焼け”についてご紹介しました。
一般的には紫外線にあたる時間が多いほど劣化しやすいと言われていますが、引き出しや箱に収納されていたまま光に当たらずとも、空気中の水分などで自然劣化することもあるようです。
確かに以前の記事でも、自発光型のトリチウムは、原材料(ほとんど人体には影響がないものの放射性物質)・半減期(およそ12年~20年)・見た目(経年劣化による黄ばみ)の三重苦から夜光塗料の主流から外れていったと記載しています。
夜光の詳しい説明を入れるとどうしても“劣化”や“黄ばみ”などといったネガティブなキーワードが並んでしまいますが、お伝えすべきはそれらのネガティブキーワードではなく、もう生産されていないという“希少性”や、焼け具合の違いによる“個性”といった、美しくエイジングされたその時計が持つプレミアムです。
サブマリーナーの上位機種として誕生したシードゥエラー。スペックの高さが時計に対するこだわりを感じさせます。「ヘリウムガスエスケープバルブ」以外にも、サイクロップスレンズの有無やケースサイズなど、やはり細部にまでこだわるユーザーに選ばれているモデルと言えるでしょう。
くわえて、インデックスと指針がベージュに焼け落ち着いた雰囲気となった5桁リファレンスモデルをあえて選択するとなれば、そのこだわりは最上級。
焼けムラや最もダメージを受けやすい指針の状態にはチェックが必要です。
ものの善し悪し、取捨選択。我々もロレックス同様に、美しいエイジングと言われるような歳月を重ねていきたいものです。
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