レ・キャビノティエ・セレスティア・アストロノミカル・グランド・コンプリケーション 3600の最新情報！

「レ・キャビノティエ・セレスティア・アストロノミカル・グランド・コンプリケーション 3600」は、23にも及ぶ天文コンプリケーションが搭載された、世界で最も複雑な腕時計のひとつに名を連ねるユニークピースです。

ヴァシュロンがこう語る＜レ・キャビノティエ・セレスティア・アストロノミカル・グランド・コンプリケーション 3600　9720C/000G-B281＞は開発に5年の時が費やされた。小型化に成功したことにより、常用時（平均太陽時）表示、太陽時表示、および恒星時表示をそれぞれ専用の輪列を使って組み合わせることができるようになりました。 厚さはわずか8.7MMしかないムーブメントに組み立てられた部品の数はなんと514個にもなります。 パワーリザーブを3つ搭載し、23のコンプリケーションを有する＜レ・キャビノティエ・セレスティア・アストロノミカル・グランド・コンプリケーション 3600＞はまさに時計製造技術の最高峰と言えるでしょう。

極めて複雑な新しい自社製ムーブメント、キャリバー3600は、機械式手巻きムーブメントです。 3つの独立した輪列で3種類の異なる時間を表示する機能を含む23もの複雑機構が組み合わされています。 まず、太陽に関わる機構の精度を高めるために地球が太陽の周りを一周する楕円軌道のことである“回帰年”をシミュレートした回帰輪列が設計されました。 さらに、3連結された6個の香箱によって3週間も持続する驚異のパワーリザーブも備えています。

＜レ・キャビノティエ・アストロノミカル・グランド・コンプリケーション＞は、両面の文字盤で23種類の複雑機構を表示します。 メインプレート（表）側の文字盤は、常用時表示（永久カレンダーと高精度ムーンフェイズ表示を含む）、太陽時表示、さらに地球－月－太陽の位置関係を示す潮汐表示が配されています。 ブリッジ（裏）側の文字盤は、恒星時を表示する特許申請された画期的な透明の天空図が特徴です。

“連続作動”均時差は、その複雑さの故に搭載されることがめったにない機構ですが、常用時の針と同軸に据えられた分針によって実際の太陽時を一目で判読することが可能になりました。 ヴァシュロン・コンスタンタンは、その正確さや精度を確保するために、回帰年をシミュレートした回帰輪列を開発し、これに太陽針をセットしました。 特許申請されたこの複雑機構こそ、まさに時計製造における快挙と呼ぶにふさわしいものです。

最高傑作であるこの機械式時計の裏面には、北半球の天空図が描かれています。 星座、銀河、天体の赤道、黄道が示されているこの天体図は、2枚のサファイアクリスタルのディスクを重ね合わせるという画期的な手法で実現しました。 特許申請されたこの構造がキャリバー3600の仕上げを見て楽しむことを可能にしています。 さらに、恒星時を読み取りやすくするために、ブリッジには繊細なグレイン仕上げを施し、石を透明にするなどの工夫が凝らされています。

REF
9720C/000G-B281

バックル/クラスプ
18Kホワイトゴールド製ピンバックル
ポリッシュ仕上げの半マルタ十字

ケース
18Kホワイトゴールド製文字盤
直径45.0mm
厚さ13.6mm
サファイアクリスタルのシースルーケースバック

エングレービング
《unique》と《Les Cabinotiers》の文字を刻印

文字盤
スレートカラーオパーリン
18Kゴールド製のアプライド・インデックスと針

ストラップ/ブレスレット
ブラックのミシシッピ・アリゲーターレザー
アリゲーターレザーによるライナー
ラージ・スクエア・スケール

ムーブメント
機械式手巻き
2.5Hz（毎時1万8000回振動）
直径36.0mm
部品数514
厚さ8.7mm
石数64個
パワーリザーブ約3週間（21日）