『パテック フィリップ カラトラバ クルードパリ』をご紹介!
1932年の誕生以来、「カラトラバ・コレクション」はパテック・フィリップ社の「顔」となり、その完璧なデザインはドレス系モデルの完成型と称えられ、その後の時計界に多大な影響を与えました。
その中でもよりエレガントさが引き立っているモデルが「パテック フィリップ カラトラバ クルードパリ」です。
「クルードパリ」(クル・ド・パリ、clou de paris)とはベゼルや文字盤に見られる、多数のピラミッドが連なったようなギザギザ模様や、その装飾技法のことで、フランス語で「パリの爪、鋲釘」を意味します。英語ではホブネイル
『パテック フィリップ カラトラバ クルードパリ』のファーストモデルは1985年の「Ref.3919」です。
シンプルこの上ないデザインでベストかつロングセラーモデルとなり、2006年にモデルチェンジし、「Ref.5119」が登場しました。
「Ref.5119」は時代の流れを合わせて2.5mmほどケース径が拡大しましたが、ラッカー仕上げの白無垢の真鍮製文字盤、漆黒のローマンインデックス、シャープなリーフ形状の時分針、スモールセコンド等、外観デザインはほぼ踏襲されました。
カラトラバの中では比較的こなれた価格設定も魅力です。
そして2013年、表面に釉薬を塗って焼成された本七宝文字盤の「Ref.5116」がコレクションに加わります。
パテックのレギュラーラインとしては、ヴィンテージウォッチの「ref.2526 トロピカル」以来途絶えていたエナメルダイアルを復活させた、「ref.5115」の後継モデルにあたります。
外観上はそっくりな『パテック フィリップ カラトラバ クルードパリ』の「ref.5116」と「ref.5119」の違いは、この文字盤ということになります。
なお、『パテック フィリップ カラトラバ クルードパリ 5116G-001』は人気アイドルグループ嵐の櫻井翔さんが30歳になる記念に購入した、というエピソードが有名ですね。
ジャガールクルト レベルソ Q3738420なども所有しているとのことで、知的な彼のイメージにぴったりですね。
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